秋田民俗芸能アーカイブス
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根城相撲(ねじょうずもう)

所 在 地
:
山本郡藤里町粕毛
開催場所
:
旧米田小学校跡地
開 催 日
:
9月中旬の日曜日
カテゴリー
:
見せ物芸・小歌踊
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 根城の相撲は粕毛地域の青年団を中心として豊作を祈る作相撲としておこなわれてきている。古くは9月の日におこなう収穫祈願の意味があった。この日には早刈りをした新稲で餅を作り食べる風習もあった。この相撲は10日ぐらい前から土俵造りから始められ、当日早朝は触れ太鼓を地域の中心である熊野神社境内から地域全体にとどくように叩く。午前の開始前にも集落を巡り触れて歩く。土俵は現在固定されているが、毎回必ず整備を施すもので、周囲には相撲幟を掲げている。最初に土俵入りがあり、青年団団長を大関として、その他役員が順次三役揃い踏みをおこなう。次に初切(ショッキリ)を挙行し、競技相撲に入る。出世相撲、花相撲、三人抜き、五人抜きなどがあり、午後の千秋楽には東西大関同士の取り組みとなるが、勝敗を決しないで、勝負は明年に持ち越すものである。引き続いて八幡幣儀式があり、八幡幣は大関(退団者)がとり、力士全員で土俵周りを甚句踊りで回る。さらに土俵に上がり八幡幣取りの者を胴上げして終わる。この後、八幡幣送りという儀式もある。力士らは太鼓を鳴らしながら八幡幣取りの者を家まで送っていくもので、家では座敷の柱に御幣を掲げて、若者たちをはじめ近所の人びとで祝宴がおこなわれる。尚、近年までは、翌日にエボボチ舞という行事を八幡幣取りができない退団者を中心としておこなうものであった。

協力元:根城青年団

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