秋田民俗芸能アーカイブス
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役内番楽(やくないばんがく)

所 在 地
:
湯沢市秋ノ宮
開催場所
:
役内会館・地域内各所
開 催 日
:
二百十日前後の土・日曜日(神室山の祭典)/11月上旬日曜日(獅子納め)
指   定
:
市指定無形民俗文化財
カテゴリー
:
獅子舞・番楽
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 役内番楽は神室山を祀る神社とされる鏑嶽神社の祭礼による番楽といわれる。神室山を信仰する修験者によって伝承されたともいう。一説にはその昔、鳴子(現宮城県)から来た菅半十郎によって伝えられたとされるが、半十郎は家庭には恵まれずに育ったといわれて、18歳の時、母のいるこの役内に身を寄せたらしい。この時に番楽面や書道具などとともに舞を伝えたという。半十郎なるものがどこで番楽舞を習得したのかは伝わっていない。この番楽は神室山の祭礼である八朔(旧暦8月1日)に奉納してきた。旧暦から新暦9月1日におこなうようになったのは昭和25年(1950年)頃からという。祭礼日の他に旧暦9月29日の刈り上げの節供(現在は11月第1日曜日)には獅子納めといって、この日も番楽が披露されている。かつては幕開きが6月末におこなわれて、これをゲンダブリといい、神酒を振る舞い、太鼓で村中を触れて廻るとされた。祭礼の前に獅子を出してはいけないとされたが、実際には家の家移り(新築)の時には地固めといって獅子舞や、山の神舞、翁舞などを舞うものであった。この番楽には獅子舞が最初に演じられ、次に先舞(露祓い)・鳥舞・地鎮舞・千人切(弁慶・牛若)・武士舞・金巻などがある。かつてはこのほかに機織り・蕨折り・三番叟・信夫などもあった。舞作法には特別なものはないが、地固めに舞う場合などは足ひとつ、拍子ひとつ誤ると地固めが成就しないといわれた。番楽を担う人びとを番楽連中というが、連中に不幸があったときには、葬式後にその家で弔番楽を舞うものであった。囃子は太鼓、笛、鉦で構成されている。

協力元:役内番楽保存会

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