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谷内天照皇御祖神社先祓舞(たにないあまてらすすめみおやじんじゃさきばらいまい)

所在地:鹿角市八幡平字上苗代
開催場所:八坂神社・地域内各所・天照皇御祖神社
開催日:8月15・16日(天照皇御祖神社祭礼)
指定:市指定無形民俗文化財
カテゴリー:風流
先祓舞は神社祭礼でおこなわれる神輿の巡幸に先立って舞われる祓いの舞とされる。900年ぐらい前に八幡太郎義家は、阿部一族征伐のために来北した途中、八幡平で病死した。その家来が兄川(現岩手県八幡平市)に住して稲荷神社を祀った際、その祭礼に舞ったといわれ、谷内では宝暦の頃(1750年頃)に兄川から伝えられたという。兄川で始まったとされることから兄川舞ともいわれている。神輿の巡幸に先立つということから最初は神社境内で舞い、地域内各所の神輿が止まるところで舞をおこない、最後は神社にもどる。先祓舞の巡行では1番から11番まであり、11番だけは杵取り舞という名がある。1番から10番までは飾り棒と扇子を用いて踊る。杵取り舞は餅搗きをするときの杵を採りながら踊るもので、これは青年たちでおこなう。太鼓・笛・鉦の囃子がつき、太鼓の囃子が次第に速くなるのは、踊りの始まりの合図である。協力元:天照皇御祖神社先祓舞保存会

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