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川原大神楽(かわらだいかぐら)

所在地:鹿角市十和田毛馬内
開催場所:月山神社・地域内各所
開催日:7月12・13日
指定:市指定無形民俗文化財
カテゴリー:大神楽
月山神社(がっさんじんじゃ)祭礼におこなわれる大神楽はいわゆる獅子舞のひとつで、伊勢流大神楽の系譜とみられる。二人立ち一頭獅子舞。この舞は祭礼で神前に奉納舞をしたあと、門舞といって、神輿渡御の先祓いを勤めるもので、町内を巡るときにその都度獅子舞をおこなう。獅子舞は1演目だけしかなく、四方固めの舞といっているもので、鈴や幣束を採り舞うものである。大神楽には万歳がつき、太夫と才蔵の軽妙な掛け合いを披露する。始まりは明暦3年(1657年)といわれるが、かつては修験相川家で一切を取り仕切ってきたもので、明治以降は川原の若組が中心となって伝承してきた。大神楽は隣接地域の下小路にもあったが途絶えている。構成は舞方と囃子方にわかれ、太鼓、笛、チャガ(鉦)がつけられ、舞中には唱え言葉が掛けられるが、これを声掛けといって十数人でおこなう。協力元:川原町内若組/川原自治会

大神楽について