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餅搗き踊り(もちつきおどり)

所在地:北秋田市米内沢林の腰
開催場所:熊野神社
開催日:8月28日
指定:市指定無形民俗文化財
カテゴリー:風流
例年の熊野神社祭礼の宵宮祭にあたって奉納されるものという。米内沢(旧森吉町)でも新町にのみ伝承されている踊りだが、その起源は明らかではない。口碑によれば、盆の仏の供養として踊ってきたものらしい。そのため盆の15日なると町の中心の通りに大きな臼を持ち出し、仏前に供えられた各家々の赤飯を集めて回り、それを餅種にして、円陣を組み、餅を搗きながら踊ったものといわれる。搗いた餅は皆に振る舞われるが、この餅を食べると虫歯にかからないとか、夏負けをしないとかいわれている。昭和43年(1968年)からは、路上でおこなうことに危険を感じ、8月29日の熊野神社例祭前夜の宵宮祭に奉納することとなった。演目の構成は、餅搗きの全作法を取り入れた餅搗き踊りで、それに続けてメラシ踊り・猫竜・通り音頭となり、最後はケンバヤシで終わる。さらにジョンカラ・秋田音頭・台ノ坂などの盆踊りと同様な踊りもおこなわれる。協力元:熊野神社餅搗き踊り保存会

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