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大湯大太鼓(おおゆおおだいこ)

所在地:鹿角市十和田大湯
開催場所:大圓寺・地域内各所
開催日:8月15日
指定:県指定無形民俗文化財
カテゴリー:太鼓風流・祭り囃子
現在は大湯大太鼓まつりといって、8月15日に大湯の10の若組が出演をして太鼓競技としておこなっている。太鼓1台を一殻(がら)といって、殻を単位として、大会は50殻も出演する。この太鼓では最初に大圓寺の供養太鼓を演じてから競技に入る。曲目は大湯第一大拍子・大湯第二大拍子・中通り大拍子・三拍子・五拍子・七拍子・大の坂・シカジャケ(酸酒)・ケノクダリ(街道下り)がある。盆の期間は地域内各集落では盛んに盆踊りが開催されることから、盆踊りの囃子としても演じられるもので、呼び太鼓・大ノ坂踊・甚句踊・送り太鼓の順になっていて、毛馬内の盆踊とほぼ同じである。もともとは、江戸時代に南部藩がこの地の武士の士気を高めようとして打ち鳴らしたのが始まりといわれている。協力元:大湯大太鼓保存会

太鼓風流・祭り囃子について