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岩崎盆踊り(いわさきぼんおどり)

所在地:湯沢市岩崎
開催場所:湯沢市ふるさとふれあいセンター前
開催日:8月16日
カテゴリー:盆踊り
かつては盆の15日から17日までおこなうものだったが、平成になると一晩だけの開催となった。会場も変遷があり、その昔は千歳公園でおこなわれたが、後に清影町(通り)(旧湯沢市)に移され、平成24年からは湯沢市ふるさとふれあいセンター前となった。踊りそのものは、近くにあるヤキチ山という所に、昔は他所から樵夫が来ていて、その人から教えられて伝わったといわれる。踊りは手踊りでゆったりとした踊り方が基本であるという。ただ、地口(唄)の一番と三番に合わせて体を回転させる所作が難しい踊りだともいう。演目は寄せ太鼓・地口・ドンパン節・秋田節がある。盆踊りということで、死者を慰め、あの世に送るためだとされる。寄せ太鼓は、太鼓を鳴らすことによって人びとを踊り会場に招くという。初め地口から踊るものだが、地口は秋田音頭のことであり、地口というように唄の文句は風刺や艶のあるもので、その数は200種以上とされる。地口が「揃え、揃え」と歌い始めると囃子もこれにつけて鳴り出し、踊りの輪がつくられていく。地口の最後に「おらほの名物、横手かまくら、岩崎盆踊り」の文句が出されると踊りが止められる。楽器には太鼓、笛、チャチャコ(鉦)がある。なお、踊りの巡りは時計と反対方向になっている。協力元:岩崎盆踊り伝承委員会

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