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平岡獅子踊り(ひらおかししおどり)

所在地:由利本荘市内越
開催場所:白山神社・岩谷新山神社・長谷寺・地域内各所
開催日:5月5日/8月14・15・16・22日
カテゴリー:ささら・駒踊り
一人立ち一頭獅子が三人組みで踊る獅子舞である。秋田県内では県北と県南に多く分布するが、これをササラというところが多い。由利本荘市では日役町(旧本荘市)と前郷(旧由利町)と、この平岡のみと非常に少ない。獅子踊りは、赤田長谷寺を荒沢座に開基するときに、是山泰覚(ぜざんたいかく)が草原で三頭の獅子が戯れる様子を見て踊りとして平岡村に伝えたといわれる。演目には入羽・岡崎・志ヶ崎・松掛り・独立・同じく踊り・段々ずく・恋慕・車・花踊り・大契・御渡りがある。踊りは頭に獅子を被り、腰に小さな太鼓をつけて、打ちながら激しく跳躍を繰り返す仕草が多くみられる。三頭の獅子のうちに赤獅子は衣装も赤系で、雌獅子とされている。これら踊りにつけられる唄は恋慕・車・花笠・大契だけである。演じられるのは門廻しといって、集落内の各家々の庭で踊り悪魔祓いの意味としているもので、8月14・15日の2日間である。この次の日は鎮守社祭礼の神輿渡御に供奉した後、神宿で踊られる。このほか8月22日には赤田(旧本荘市)大仏祭礼の時と、5月5日の岩谷(旧大内町)新山神社の祭礼でもおこなわれている。協力元:平岡獅子踊り保存会

ささら・駒踊りについて