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秋葉獅子(あきばしし)

所在地:由利本荘市鳥海町上笹子
開催場所:秋葉神社・地域内各所
開催日:旧暦3月24日
指定:市指定無形民俗文化財
カテゴリー:獅子神楽
上笹子(旧鳥海町)の秋葉獅子は、祀職(ししょく)別当三森家が代々祀ってきた秋葉神社の祭礼におこなわれる獅子舞である。秋葉神社の水鎮火防大神というようにこの獅子舞は火伏せ獅子として広く信仰されてきている。獅子頭は矢島藩生駒氏の寄進したものとされ、当日祭式の後に囃子を奏でて集落を巡行して廻る。笹子一帯を廻り、一軒ごとに玄関先で獅子頭をかざして祓い、火伏せの呪法として手桶の水に柘植の木の枝を浸した雫を軒先に振りかけていく。旧家や新普請の家、希望者などの家では座敷に獅子を迎え入れて、獅子舞祈祷がおこなわれる。獅子舞の舞方と囃子方は別当(神官)により構成される。獅子頭を前にして獅子幕を大きく広げ、獅子は全面に構えて、左右、上下に振る所作が主で、特に大きな動きは見られない。協力元:秋葉獅子保存会

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