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長嶺八幡神社先祓舞(ながみねはちまんじんじゃさきばらいまい)

所在地:鹿角市八幡平字長嶺
開催場所:八幡神社・地域内各所
開催日:7月15日に近い土・日曜日
指定:市指定無形民俗文化財
カテゴリー:風流
先祓舞は神社祭礼でおこなわれる神輿の巡幸に先立って舞われる祓いの舞とされる。900年ぐらい前に八幡太郎義家は、阿部一族征伐のために来北した途中、八幡平で病死した。その家来が兄川(現岩手県八幡平市)に住した時に稲荷神社を祀った際、祭礼に舞ったといわれ、それが明治20年(1887年)に長嶺の八幡神社に伝えられたものという。兄川で始まったとされることから兄川舞とも呼ばれた。宵宮祭の日は神輿の巡幸に先立って宿元まで先祓舞をしながら巡行していく。当日は集落各所で踊り、最後は神社境内でも踊る。演目には、五つぶつけ・二つぶつけ・拝むの・拝まないの・なえことり・じゃんじゃんじゃっきん・とかとか・ていしゃれ・立車・ささい・きねとり舞・下ぶつけが演舞される。囃子は舞いながら叩く踊り太鼓と大太鼓、鉦(手平鉦)に笛がつけられ、踊り子はそれぞれの舞で、扇子・刀・棒・杵などを取り替え持ちながら演じる。主に円陣を組んで舞われるものだが、最後のきねとり舞は餅搗きをするときの杵を採りながら踊るのが特徴でもある。協力元:長嶺自治会

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