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大里川原稲荷神社先祓舞(おおさとかわらいなりじんじゃさきばらいまい)

所在地:鹿角市八幡平字大里川原
開催場所:稲荷神社・地域内各所
開催日:8月15・16日(稲荷神社祭礼)
指定:市指定無形民俗文化財
カテゴリー:風流
先祓舞は神社祭礼でおこなわれる神輿の巡幸に先立って舞われる祓いの舞とされる。兄畑(現岩手県八幡平市)から伝えられたという。昭和24年(1949年)頃、大里集落の代表者が兄畑地方に出向き先祓いを習い、昭和25年(1950年)頃からここの祭りの時におこなわれてきた。川原稲荷神社の先祓舞は兄川舞とは異なるとされ、兄畑舞というものである。宵宮祭では神社境内で踊り、神前に奉納する。本祭の日は神社から出される神輿の巡幸に先立つということから、最初は神社境内で舞い、巡幸に従って地域内各所で神輿の止まるところで舞をおこない、最後は神社にもどる。先祓舞の演舞は先祓舞・拝み舞・よいこらさ・扇舞・ざんざんざき舞・田植え・そらそらそら舞・拝み返し舞・けつふり舞・立車舞・杵取舞・先祓い返しがある。舞の動作は稲作農作業の一年を表しているといわれるものと、先祓い返しのように道中を清める舞とがある。囃子は舞いながら叩く踊り太鼓と渡御の触れ大太鼓、鉦(手平鉦)に笛がつき、踊り子はそれぞれの舞で、扇子・刀・棒・杵などを取り替え持ちながら演じる。協力元:大里集落自治会

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