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柴野獅子舞(しばのししまい)

所在地:由利本荘市川口柴野
開催場所:大日霊神社・地域内各所・長谷寺
開催日:1月11日(獅子開き)・第3日曜日(悪魔祓い)/2月11日(長谷寺大般若会)/8月14(悪魔祓い)・22日(赤田大仏祭り)
カテゴリー:獅子舞・番楽
柴野は旧亀田藩に属していたこともあり、赤田(旧本荘市)長谷寺の是山泰覚(ぜざんたいかく)から獅子頭を受けて村中の悪魔祓い、五穀豊穣を祈りおこなわれてきたとされる。獅子舞は安永3年(1774年)を起源としている。是山と最も関わりが深いとされる獅子舞であるために、長谷寺でおこなわれる正月11日の大般若会にも参会することとなってきた。寛政5年(1793年)の長谷寺大仏殿建立後には大仏祭礼にも供奉して演じられる。演舞は、上川内地域(旧鳥海町)に伝承されていた獅子舞を習得したものといわれるように、この地域の獅子舞は似通ったものが多い。他に獅子舞の演舞には、明治29年(1896年)までは旧本荘藩の横山集落の大日霊神社(おおひるめじんじゃ)に奉納していたが、それ以降は横山から当地に分社した大日霊神社に奉納してきた。獅子舞と称しているが、番楽も26演目伝わっていた。しかし、調査時点では餅搗き舞、鍋鋳掛け舞、晩楽などの数演目のみしか伝承されていない。獅子舞そのものは神舞と獅子舞であり、これらは3拍子を基本としている。協力元:柴野獅子舞保存会

獅子舞・番楽について