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本海獅子舞番楽(提鍋講中)(ほんかいししまいばんがく(さげなべこうちゅう))

所在地:由利本荘市鳥海町上川内提鍋
開催場所:大日宮神社・地域内各所
開催日:1月1日/4月28日/8月13〜15日/12月上旬(幕納め)(平成23年度調査時点では休止中)
指定:国指定重要無形民俗文化財
カテゴリー:獅子舞・番楽
提鍋の獅子舞番楽は昭和の初めに平根(旧鳥海町)から番楽師匠を招いて興したことから、獅子舞は本海流とするものの、番楽舞は鹿内流に近いといわれている。本海流獅子舞は京都醍醐寺三宝院末の修験者であった本海坊の名に因んでいる。鳥海山麓に伝わる本海流と称される番楽のほとんどは本海坊が伝えたといわれるもののひとつであった。宗教(修験)的な作法の入る獅子舞が舞われた後に番楽が演舞される習わしとなっている。しかし昭和30年(1955年)初めの頃には中断し、その後昭和43年(1968年)頃に再興したというが、獅子舞だけが復活を果たした。そのため、祓い獅子と神舞だけが伝承される。かつては、1月1日の幕開きから始まり、12月上旬には幕納めがあり、この間しか演じることができないとされた。4月28日の大日宮神社に奉納されたほかに、盆獅子は8月13日から15日におこなわれた。協力元:本海獅子舞番楽提鍋講中映像提供元:由利本荘市教育委員会

獅子舞・番楽について