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大関東流唐獅子踊り(だいかんとうりゅうからじしおどり)

所在地:大館市松木
開催場所:共同墓地
開催日:8月13日
カテゴリー:ささら・駒踊り
享保20年(1735年)に始まったいわれるこの獅子踊りは、一人立ち一頭獅子舞の、いわゆる三匹獅子舞である。この獅子踊りは佐竹藩主の前でも披露できる格式の高いものであったともいわれた。松木集落でおこなわれてきたことから松木獅子踊りともいわれた。『大関東流獅子踊目録』というものをみれば、舞の型が記され、都合15通りのものがあって、このうち神達躍・祈禱躍・開眼躍が極意三番を占めていたという。少し以前までは橋懸踊・基盤懸踊・供養踊となり、調査時点では供養踊のみ残されている。獅子頭には角の他に眉間飾があり、雄獅子は満月、雌獅子は半月を戴いている。中獅子は半月に剣というものであった。奴踊りにも16種以上のものがあり、棒術は神闘流・戸田流の2流儀あり、棒と棒、棒と刀、刀と鎌などの型が25種も数えられたが、いずれもほとんど伝承されていない。また、この獅子踊りにはめずらしくささら振りもついていたというが、もはや言い伝えとなってしまっている。囃子には太鼓と笛で、口上もつく。協力元:松木獅子踊り保存会

ささら・駒踊りについて