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須郷田神楽(すごうだかぐら)

所在地:由利本荘市東由利町館合字須郷田
開催場所:八幡神社・町内会館
開催日:9月15日に近い日曜日
カテゴリー:大神楽
獅子舞を中心とした太々神楽のひとつであるが、四方固めと六三舞の2部に別れている舞である。四方固めは獅子を被り右手に古刀を持ち、左手に鞘を持って四方の悪霊を祓うというもの。四方固めというように、始め神前に向かって舞い、次に四方を廻るようにして同じ所作を繰り返すものである。この獅子舞は日吉神社と八幡神社に関わっていて、最初に日吉神社から出て神楽屋台に獅子頭を安置し巡行となり、八幡神社にいたると拝殿で獅子舞と六三舞の道化舞いが演じられる。六三舞というのは、おかめ(女人姿)と奴(ささらすり)が問答をしながら舞うもので、一種の道化舞である。この舞はおかめが錫杖を持つのが本来であったが、今は扇と鈴となり、奴は鈴とカスタネットというものになっている。特色としてはこの六三舞というおかめ舞であるのだが、古くは六三という病気直しに治験(ちけん)があると信仰されていたものであった。協力元:須郷田神楽保存会

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