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黒土神楽(くろつちかぐら)

所在地:大仙市清水上黒土
開催場所:ドンパン広場
開催日:8月16日(ドンパン祭り)
指定:市指定無形民俗文化財
カテゴリー:大神楽
二人立ち一頭獅子舞で、太神楽系であるこの神楽は30年以上前から地元では伝承されずに、黒土小学校の生徒による伝承となっている。そのため神楽の本質や祭礼による神事芸能としての意味はほとんど失われてしまった。かつては黒土八幡神社の祭礼で奉納され、その後、家々を獅子舞で門付け祓いをして廻るものだったという。その始まりは明治中期に鈴木梅五郎(すずきうめごろう)によって黒土神楽座というものを創設して、神楽舞によって地域の悪霊や方角祓いを主とするものであった。秋の穫り入れ後に収穫感謝としても門付けがなされたものという。獅子を採って舞うものを獅子振りといい、囃子方は神楽打ちといってきた。かつては獅子舞の他に万歳やサンギサンギという狂言舞などもついていた。現在の演目は寄せ太鼓・奴舞・獅子舞・獅子と奴舞の4演舞となっている。奴は赤い頭巾を被ってささらを擦りながら獅子の鼻先を動き回る獅子あやし役のことである。囃子には太鼓、締太鼓、笛、銅拍子(摺鉦)がある。一部に獅子と奴の問答も残されている。協力元:黒土神楽保存会/大仙市立清水小学校

大神楽について