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笹子盆踊り(じねごぼんおどり)

所在地:由利本荘市鳥海町上笹子
開催場所:慈恩寺境内・地域内各所
開催日:8月13日/9月第1土曜日
カテゴリー:盆踊り
この地域の盆踊りは慈恩寺(曹洞宗)境内でおこなわれる。盆の13日の夜にお墓参りと寺に参詣の後に、亡き霊の供養としておこなわれてきた。櫓(やぐら)を組んでその上に男子若者があがって締太鼓、横笛、鉦、三味線を奏でるもので、舞手が櫓の周囲を左回りに踊っていく。服装は特に決まったものはないが、囃子手は袢纏(はんてん)または浴衣で、踊り手の女性は赤い襦袢(じゅばん)に白足袋、手拭いが多い。盆踊りが始まる前に寄せ太鼓を鳴らして、盆踊りの始まりと、集まりの合図とするものである。踊りの曲目は、盆の十三日・剣囃子・サイサイ踊り・秋田音頭の4曲だが、近世以来続けられてきたという。この盆踊りの曲には唄はいずれもつけられていないというが、以前は盆の十三日というものに盆唄が数々あったという。なお盆の十三日以外の曲は笹子月山神社(がっさんじんじゃ)祭礼でもおこなわれている。協力元:笹子盆踊り保存会

盆踊りについて