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北福田のシャギリ(きたふくだのしゃぎり)

所在地:由利本荘市北福田
開催場所:神明社・長谷寺
開催日:8月22日(令和2年度の再調査時点で休止中)
指定:市指定無形民俗文化財
カテゴリー:風流
シャギリの発祥は山伏修験者が山中の道行きに獣除けとして囃子を奏でて歩いたことからとされて、主に魔除けの意味でおこなわれるという。北福田のシャギリは囃子手と踊り手からなるが、囃子には社切囃し・神楽囃し・剣囃し・ロクダ囃しがある。社切囃子の調子は京都の祇園囃子の流れをくんでいるといわれている。踊り手は僧衣をまといひょっとこ面を付け、大地を踏んで跳び上がるだけの素朴な作法であるが、一種の願人踊り(一日市願人踊)のようにもみえる。長谷寺大仏殿の前では鉦を手にして鳴らしながら手足を大きく振り上げて、跳び上がる動作を3回繰り返して踊る。調査時点では、長谷寺と神明社の祭礼(大仏祭礼)のときにのみしか演じられなくなった。協力元:北福田社切保存会

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