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湯瀬神明社先祓舞(ゆぜしんめいしゃさきばらいまい)

所在地:鹿角市八幡平字湯瀬
開催場所:神明社・地域内各所
開催日:7月16日(神明社祭礼)
指定:市指定無形民俗文化財
カテゴリー:風流
先祓舞は神社祭礼でおこなわれる神輿の巡幸に先立って舞われる祓いの舞とされる。900年ぐらい前に八幡太郎義家が、阿部一族征伐のために来北した途中、八幡平で病死した。その家来が兄川(現岩手県八幡平市)に住した時に稲荷神社を祀った際、祭礼に舞ったといわれ、それが大正14年(1925年)、湯瀬神明社に伝えられたものという。兄川で始まったとされることから兄川舞ともいわれる。神輿の巡幸に先立つということから最初は神社境内で舞い、集落各所で神輿の止まるところで舞をおこない、最後は神社にもどる。先祓い舞の巡行ではヨイサッサ(先祓舞)で舞い進み、先祓・二つだんつき・よいこらさ・しちょかちょ・じゃんじゃんじゃっき・しゃきしこ・ひさひさ・一つだんつき・尻舞・立ち車・後祓・杵取り舞が演舞される。舞の動作は稲作農作業の一年を表しているともいわれる。囃子は舞いながら叩く踊り太鼓と大太鼓、鉦(手平鉦)に笛がつき、踊り子はそれぞれの舞で扇子・刀・棒・杵などを手に持ち、取り替えながら演じる。協力元:湯瀬特別財産管理委員会

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