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大沢壮士舞(おおさわそうしまい)

所在地:山本郡藤里町大沢
開催場所:地域内各所
開催日:5月4日(熊野神社祭礼)
カテゴリー:風流
明治30年(1897年)頃、男女数名の勇芸者が諸国巡業の折に大沢集落に数日間滞在したという。この時、集落の人びとに剣、鎗、長刀などを披露したところ、それを習い伝えたいと志した者がいたために、武術が教授されたという。特にこの集落にいた戸嶋ナミ(としまなみ)という者に壮士舞が伝授されたことから、戸嶋がこれを集落の娘たちにも伝えたのが今の壮士舞といわれている。舞手は三人から五人で、囃子は締太鼓、笛、鉦と唄い手がつく。調査時点ではこの囃子手は台車に乗って回る。壮士舞は一幕と二幕のみで扇と刀を持って舞う。ほかに、おけさ・おはら・とおり音頭・鹿児島おはらなども披露されている。協力元:大沢自治会芸能部会壮士舞保存会

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