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五味堀餅搗き踊り(ごみほりもちつきおどり)

所在地:北秋田市五味堀
開催場所:天照皇太神宮
開催日:9月第2日曜日
カテゴリー:風流
餅搗き踊りは番楽の演目にもみられるが、それとは別に餅を搗く所作をしながらもっぱら唄と踊りを主としたもので、かつてはこれを餅搗き舞いと呼んでいたことからも分かる。踊りは餅搗き臼を囲んで輪になって踊るもので、音頭が数え歌のようになっており、音頭を二つ唄った後で三つめから皆で唱和して唄いながら踊るものである。踊りが終わると一升枡にあらかじめ入れておいた搗いた餅を撒き、五穀豊穣家内安全を祈るものとされる。かつては小正月(1月15日)におこなわれたが、調査時点では鎮守社神明社祭礼の時に奉納踊りとしておこなっている。そのため、境内にある角力土俵脇に臼を据えて、臼の周りを反時計回りに回り、踊っている。囃子は、拍子を取るために調子よく太鼓を叩くだけのもので、唄を主としてきたものである。起源は、東通村(現青森県)にある田植え餅搗き踊りを伝えたというが、その経緯も時期も不明であることから、踊りの構成の思慮によるものと思われる。協力元:五味堀餅搗き踊り保存会映像提供元:北秋田市教育委員会

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