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白山神社獅子舞(はくさんじんじゃししまい)

所在地:大仙市土川宮林
開催場所:白山神社
開催日:4月17日
カテゴリー:獅子神楽
この獅子舞は獅子神楽といって、神楽の初舞(しょまい)に組み込まれている獅子舞のことである。白山神社では毎年4月17日の祭礼に奉納されるもので、舞も囃子もすべて寄合の神職によっておこなわれている。神殿内で祭式にしたがって順次演舞されるが、湯立て神事を伴うものである。最初に五調子、次に湯立てをして湯加持の舞、次に榊舞である。さらに巫女舞があり、神入の舞の後に獅子舞があり終わりとなる。獅子舞は獅子を操る者がしゃがんで終始獅子を左右に動かしながら激しくかみ合わせたり、獅子笛を鳴らして舞うもので、参詣者はその獅子に噛んでもらうために手拭いなどを前に差し出す。舞が終わると獅子頭でお祓いをするものである。社殿での祭式の後、境内に出て神輿の宮回りがあるが、この時先頭に獅子頭が立ち、社殿を3回周ったのち鳥居の前に進み、左右左と獅子を噛み合わせると太刀で注連縄(しめなわ)が切られる。この一連の行事には終始囃子が奏でられている。獅子舞の起源は不明だが、白山神社は養老元年(717年)の創祀と伝えられる。江戸時代には既にこの神事があったともいう。協力元:白山神社

獅子神楽について