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本海獅子舞番楽(前ノ沢講中)(ほんかいししまいばんがく(まえのさわこうちゅう))

所在地:由利本荘市鳥海町中直根字前ノ沢
開催場所:直根神社・集落会館・地域内各所
開催日:5月5日/9月第1か第2日曜日/11月中旬
指定:国指定重要無形民俗文化財
カテゴリー:獅子舞・番楽
本海番楽とは、京都醍醐寺三宝院末の修験者であった本海坊の名に因んでいる。鳥海山麓にみられる本海流と称される番楽のほとんどは本海坊が伝えたといわれる。寛永年間(1624~1645年)頃に旧鳥海町奥地から村々に番楽を伝授して、最後に荒沢(旧矢島町)にいたって死去したと伝えられている。宗教(修験)的な作法の入る獅子舞と番楽という数々の演舞によって構成される。かつては獅子舞と番楽の全部を総称して単に獅子舞と呼んだ。舞い方と囃子方から構成され、番楽言立本(いいだてぼん)には24種の演目が記載されているが、調査時点では女舞・三人立ち・からうす舞・祖束舞・翁舞などを伝承している。この番楽を担う人びとを講中と呼ぶ。協力元:本海獅子舞番楽前ノ沢講中

獅子舞・番楽について