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久斯神社御獅子御頭の舞(くしじんじゃおししおかしらのまい)

所在地:にかほ市樋目野
開催場所:久斯神社・地域内各所
開催日:1月3日/9月第2日曜日
カテゴリー:獅子神楽
十二段獅子舞、または御頭舞ともいう獅子舞演舞を中心として、地域を巡行し祈祷舞を各家々でおこなっている。この獅子舞は二人立ち一頭獅子で、舞をするときは太夫(神官)が神前を背にして、前に小机を置き、カンジョウ(神札)とお供物(米・スルメ・昆布など)をあげて、その神前に向かうようにして獅子舞が演じられる。舞では大きく4段に分かれるというが、舞中では太夫が差し出す神札やスルメ、昆布など獅子頭が必ずくわえて左回りに舞う作法があり、その後に歯固めや獅子の耳を幕で被せて舞う耳被りなどの作法も特徴的である。舞の間、太夫は獅子舞に向かって祝詞を奏上している。この巡行はたいてい正月、小正月におこなわれるもので、氏子地域を越えて各地に廻ることもあった。この地域の獅子舞は雌獅子の舞といわれるが、他と比較して緩やかに舞い込むのが特色とされている。御頭巡行に携わるには禁忌があり、例えば前年に不幸がある場合には獅子舞に関わることも、また獅子舞を家に入れることもできないとされてきた。協力元:御獅子御供者氏子

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