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坂ノ下番楽(さかのしたばんがく)

所在地:由利本荘市矢島町坂之下
開催場所:熊野神社・坂ノ下番楽伝承館
開催日:1月23日(幕開き)/4月14日(熊野神社春祭り)/8月13・14日/12月19日(幕納め)
指定:県指定無形民俗文化財
カテゴリー:獅子舞・番楽
本海流獅子舞のひとつで、獅子舞を中心として番楽は19種の演目を伝承している。旧仁賀保町の冬師番楽は、ここ坂之下から伝えられたというほどで、古いものとされる。そのうち、式舞は四季・翁・鳥舞など5種、神舞は地神舞・小弓舞など3種、武士舞には那須与一・今田八郎など4種、女舞にはスズガ舞・木曽の2種、狂言その他には可笑・蕨折・唐臼舞など5種がある。総じて腰をかがめて舞うことが多く、それは発祥を荒沢とする本海坊が相当に年齢が達していた時期であったからともされてきた。また、舞には表舞と裏舞がある。表舞はゆったりとした拍子だが、裏舞は「崩し」といって拍子が速くなるものである。坂ノ下番楽はこの裏舞が特色といわれる。この講中では幕開きと幕納めがあり、その間以外には演じることを禁忌としている。社日と盆には神社に奉納し、五穀豊穣を祈るとされている。協力元:坂ノ下番楽保存会

獅子舞・番楽について