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八ツ杉星宮大明神神楽(やつすぎほしのみやだいみょうじんかぐら)

所在地:由利本荘市矢島町立石
開催場所:星宮神社・地域内各所
開催日:4月16日
指定:市指定無形民俗文化財
カテゴリー:大神楽
星宮神社(ほしみやじんじゃ)という他にはほとんど類似をみない神社に伝えられる神楽であるが、その起源は定かではない。しかし、神楽太鼓の内側の板に天明9年(1789年)と文政9年(1826年)の銘が書かれている。このうち天明期のものは太鼓皮の張り替えの記事であり、この頃には神楽がおこなわれていたと考えられている。神楽の獅子頭はお獅子さんと呼ばれて親しまれるが、神楽獅子の宿では毎日供物をして崇めている。星宮神社の例祭では社殿で神楽を奉納した後、集落氏子区域を廻って、宮獅子を振り舞う。このとき新築の家があれば柱がらみの舞もおこなったという。舞は本獅子といわれるものが、よせの囃子から始められ、もみ出し、幣束の手、鈴の手、大狂いから成り、次第に跳躍したり動作が激しくなる。その後、エバミタンジャク、小狂い、間奏が入り、宮獅子で終わる。宮獅子は獅子頭でお祓いする作法である。この神楽の獅子にはささら摺りがいて、獅子振りの者とわずかの問答がある。協力元:八ツ杉星宮大明神神楽講中

大神楽について