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高松番楽(たかまつばんがく)

所在地:湯沢市高松
開催場所:上地神明社・地域内各所
開催日:旧暦7月6日/旧暦8月1日(平成24年度調査時点では休止中)
指定:市指定無形民俗文化財
カテゴリー:獅子舞・番楽
起源は古く慶長(1596~1615年)の頃より、各地からの修験者たちが奥宮山(旧皆瀬村)を信仰対象として山で修行を重ねたとされ、冬は山から下りてきて村に留まり、その時に番楽を若者たちに伝えたというものである。高松番楽といっても高松地域の上地集落に伝わっていた番楽で、旧暦7月6日の神明社祭礼の時におこなわれていた。集落内に舞台を組みそこで舞うものであった。演目には御上使をはじめ、獅子舞・御神楽・荒舞・山の神舞・信夫・弁慶・曾我兄弟・藤五郎盛長・羅生門・花車・わらび折り・機織などがあった。これは大別して、式舞、神舞、武士舞、女舞、狂言の区別がなされてもいた。番楽の中心はなんといってもお獅子だとされ、獅子舞は大事にされたものである。その獅子舞は八朔の日(旧暦8月1日)におこなわれる作祭りにおいて、集落内各家々を門付けして廻るものであった。この獅子舞には厄除け、招福、火伏の霊験があると信じられてきた。協力元:高松番楽保存会映像提供元:湯沢市教育委員会

獅子舞・番楽について