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高尾山金峰神社御獅子(たかおさんきんぽうじんじゃおしし)

所在地:由利本荘市高尾
開催場所:金峯神社・地域内各所
開催日:1月3日/7月第3日曜日/8月15・16日
カテゴリー:獅子舞・番楽
高尾の獅子舞は金峯神社に由来する獅子舞とされている。伝えによれば赤田長谷寺閑居(かんきょ)是山泰覚(ぜざんたいかく)が、寛政5年(1793年)の年に大堂を建立するにあたって丸柱を求めたところ、この金峯神社の大杉を得たという。その大杉の根元の木で蔵王権現と獅子を刻んだものとされ、それが今に伝わる獅子頭といわれている。その後、天保15年(1844年)に獅子堂を建てて安置したことが棟札に記されているから、天保年間(1830~1844年)以前に獅子舞がおこなわれていたと思われる。さらに伝えによるとこの獅子頭に「性」を入れたのが是山泰覚として、赤田(旧本荘市)の獅子と同型のものとされている。獅子舞には神舞と獅子振りがあり、神舞は最初に素手で舞うが、次に錫杖と扇を採り舞い、扇だけとなり、何度も順逆に廻って舞い納める。獅子振りでは、終わりに参列者が、頭の上に紙に包んだ賽銭を上げて、それを獅子がくわえて取ることになっている。門廻しといって、獅子舞をしながら巡行するもので、この時最初は必ず蔵王権現堂の別当大友家で舞い始めをして、次に神社に奉納舞となり、その後順次各家々の門付けをしていくことが習わしである。協力元:高尾山金峰神社御獅子講

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