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大正寺おけさ(だいしょうじおけさ)

所在地:秋田市雄和新波
開催場所:地域内各所
開催日:8月第3日曜日
カテゴリー:盆踊り
おけさはひとの名前とされる。田助(現長崎県)など西海岸で発生したとされるハイヤ節が、日本海を北上した北前船などによって各地に伝えられた民謡のひとつである。その伝播の経路をたどれるように山陰地方をはじめ、越後佐渡(現新潟県)ではハイヤ節またはおけさ節といわれるものとなり、酒田(現山形県)ではハエヤ節、にかほ市金浦、秋田市土崎、鹿角市花輪にはアイヤとして伝わっている。また津軽(現青森県)には津軽アイヤ、南部には南部アイヤ節が残されているように一連のものとされる。大正寺おけさは北前船によって秋田にもたらされた民謡のひとつといわれるが、その経路は土崎湊(旧秋田市)から雄物川を遡ったとか、石脇湊(旧本荘市)から亀田領に入る一部陸路も考えられている。歌い出しが「おけさエー」であるが曲調はハイヤ節に近いとされる。元は「大正寺節」ともいわれて盆踊りの場面にも出されたものというが、現在の大正寺おけさは昭和60年(1985年)に復活とともに創作を加えたものである。協力元:大正寺おけさ祭り実行委員会/大正寺おけさ保存会

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